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アトピー性皮膚炎の食事制限

アトピー性皮膚炎の食事制限と成長障害

極端な食事制限は発育に影響 「アトピー性皮膚炎だから、卵も牛乳も大豆も何もかもだめ」と厳しい食事制限をされた多くの子どもの発育を追ったところ、身長、体重、頭囲ともに下降線をたどるという明らかなデータが数多く集まりました。

生後3か月半から、母乳を与えている母親への極端な食事制限と子どもの離乳食の制限を生後8か月半まで続けたために、身長、体重、頭囲ともに下降線をたどった一例です。さすがに心配されて、8か月半で私どもの病院にみえました。診断の結果、極端な食事制限は不必要と判断できたために、極端な食事制限をストップしたところ、体重と頭囲は急激に増加しました。身長は徐々に改善し、1歳過ぎにはマイナス2SDのラインの上までいっています。

9歳から極端な食事制限をした例です。来院は急激に身長、体重ともに伸びが悪くなったH歳半でしたが、これも極端な食事制限を中止したために、成長曲線は劇的に上方に向かい始めました。

極端な食事制限は、これほどに子どもの成長に関係することをまず理解してください。

しかも成長障害は残る場合も

乳児の場合は身長、体重ともにだいたい食事制限をする前のもとのラインに戻っていますが、学童期から極端な食事制限を始めたものは、それを中止しても、元のラインには到達していません。特に身長は食事制限前に平均値にあったものが、いまだにマイナスーSDのラインに沿っていて、極端な食事制限の影響が出たのかもしれないという結果です。

個人差もありますが、食事制限の期間や始めた年齢によっては、明らかに、最終身長にまで影響が出ることも多くの例から明らかになっています。

アトピーにばかり目がいっているために「成長に重大な影響が出ることもある」という事実は知っておいてほしいものです。

発達にも影響する

母乳を与えているためにお母さんが食事制限をされた例では、8か月半で初めて診察室にやってきたこの赤ちゃんは寝返ることも、すわることも、はうこともできていませんでした。見るからに栄養失調状態で、顔色は悪く、無気力な表情が印象的でした。歯も1本もないという状態でした。

お母さんの食事制限は5か月間続いていたのですが、卵と卵製品、乳製品、大豆製品はすべて食べてはいけないという指導を受けていました。さらに肉類、油を使った料理もだめとされていました。その結果、お母さんは11kgもや、
精神的に不安定になり、家族関係も悪くなっていったようです。

当然、子どもの発育・発達が悪いことは気づいていたのですが、主治医から「成長障害は一時的なものでいずれ回復する。いまアトピー性皮膚炎を治しておかないと、気管支喘息になる」といわれていて、我慢していたようですが、間題のアトピー性皮膚炎は、これほどの努力にもかかわらず悪化するばかりでした。

その後のこと

さて、この母子はどうなったかというと、子どもは2歳4か月の時点で皮膚症状は正常。気管支喘息にもなっていません。制限しているのは卵そのもののみ。卵製品は食べています。

治療は、まずほとんど出なくなっている母乳をやめ、お母さんの食事制限は全部解きました。その結果、すぐにお母さんの体重は増え、精神状態も改善して、もとの元気なお母さんになりました。

子どもにはアレルギー治療ミルクのMA1を与え、総合ビタミン剤、鉄剤、微量金属とセルテクトを投与。 皮膚に対しては清潔にすることを主眼としました。そして、おかゆ、さつまいも、白身魚、野菜を与えていきましたが、これでアトピー性皮膚炎の症状が出ることはありませんでした。

100%食事が原因は間違い

アトピー性皮膚炎は100%食べ物と関係があるという考えは、お母さん方の中に非常に根深く浸透しているようです。 現在もなお一部で強くいわれている「妊娠中に卵や牛乳をとらなければ、生まれてくる子のアトピーの発症が抑えられる可能性がある」という考えが一般に浸透しているのも一因でしょう。ただし、この考えはまだ賛否両論があります。

また「そば屋の前を通っただけでそばアレルギーで気分が悪くなった人がいる」、「ケーキを食べたらショックを起こして救急車で運ばれた子がいる」などという話から、アレルギーというのは食べ物と大いに関係があると考えられて
いる而もあるようです。

もちろん、これは本当の話で、このようにハードな食物アレルギー症状を呈する人もごく一部にはいます。

このように、アレルギー忠者の一部には食物との関連がありますが、アトピー性皮膚炎イコール食事制限という誤った固定観念はこの際、ぜひ打ち捨ててください。

親の勝手な判断は避けたい

アトピー性皮膚炎だといわれて主治医から何もいわれていないのに、勝手に卵はだめ、牛乳はだめと素人判断の食事制限をしている人が意外に多いようです。ときにはアトピー性皮膚炎という診断を受けたこともないのに、ブッブツ
が皮膚にできているというだけで、親の判断で極端に食物を制限している場合もあるようです。

その結果、発育・発達に影響が出たとしたら、こんなつまらない話はありません。素人判断での食事制限はやめましょう。

極端に制限する医師もいる

大分減りましたが、ごく一部に極端な除去食の指導をする医師が存在することも事実です。

食物性アレルギーを中心に研究している者の中にもこのような医師がいる一方、皮膚症状が少し出ているだけでアトピー性皮膚炎だと診断し、白己流の除去食を指示する医師がいるのもまた雅実です。

セカンドオピ二オンを求めよう

「こんなときはどうするか」ですが、お母さんが医師の指示に疑間を感じたときは別の病院で相談されることをおすすめします。

最近は、もうひとりの医師の意見を聞く、すなわち「セカンドオピニオンを聞く」ことがごく常識化し始めています。「先生に失礼だから」などといわずに、迷ったら「もうひとつの意見」を聞いてみてください。

小児科医と皮膚科医の意見の相違

長年の間、小児科医と皮膚科医との間には、アトピー性皮膚炎と食事制限に対しては対立がありました。いまも。部の現場ではそのような例もあり、お母さんを迷わせているようです。

皮膚科医が食事制限に消極的であるのに対して、小児科医は積極的という図式がかなり顕著だった時代もあり、発育・発達もみていかねばならない小児科医が食事制限に積極的なのはおかしいのではないかともいわれました。

その後、日本小児科学会から、「極端な除去食の強制が栄徨・発育障害を引き起こすことも報告されており、臨床的には、ゆるやかな除去食、たとえば加工処理を加えた食物をりえ、同時に抗アレルギー剤の投与を行うことにより、ほぽ間題なく食生活を送ることのできる例が少なくない」という文書も出されました。

また、別に日本小児科学会からは「特に、窒息・全身性ショックなどの重篤な症状を誘発する可能性がある際には厳格に指導し、保育所、幼稚園、学校などの給食関係者への連絡をとるようにさせる」という文書も出されています。

このようにごくまれにある重い症状を伴う食物アレルギーには十分な配慮は必要ですが、現在の方向としては、「極端な食事制限は避ける」ということになっていますので、現実に小児科医と皮膚科医の見解に相違があるときは、もうひとつの意見を聞くなり、マイルドなほうを選ぶなりということになるのでしょうか。

アレルギーの抗体検査

血液検査の結果、いろいろ数値の高いものがあるといわれ、食事制限をされたり、深刻に悩んだ経験のある人もいるでしょう。しかし、実際には、この検査結果が100%信頼できるものでもありません。

食物除去や食事療法が急速に広がったのは、実は血液でアレルギーの抗体を検索できるこのRAST法が開発されてからです。

RASTというのは、アレルギー症状を起こしている原因物質は卵なのか、牛乳なのか、ダニなのかというようにアレルギーを起こす物質それぞれの抗体値を調べる検査です。

血液検査では、IgE(体の中にある免疫グロブリンのひとつ。アレルギー反応に関係する)と、どの食物に反応するのかのRAST検査とを行うのですが、このRASTの結果と現実とは一致せず、検査結果の卵の数仙が高くても卵を食べても何ら間題は出ないなど、検売結果と現実とはかなり異なることもあります。

また、年齢が進むにつれて皮膚症状は改善されていく場合も少なくないので、数値が高いというだけで制限せず、実際に食べさせてみて様子をみるなど、十分に検討していく必要もあります。

厳しい食事制限をしたおかげでアトピー性皮膚炎が治ったという症例の中には、食事制限とは関係なく、年齢とともに改善された例もかなりあるものと考えられています。

「主治医から厳しい制限をいわれているが、食べさせてみても何の反応もない」などという場合は、主治医にその点を間いただしてみたり、セカンドオピニオンを違う医師に求めてみることもお勧めです。

アトピー性皮内炎の治療

私のところでは、アトピー性皮膚炎には、入浴と軟膏とのスキンケアをまず指導します。肌の清潔が皮膚の治療には不可欠と考えるからです。入浴は1~2回とすることもあります。石鹸は普通のもの。そして入浴後はていねいにうっすらと軟膏を塗ります。

食事制限をしている子どもでは、このようなスキンケアをしながら、食事制限を徐々に解いていくと、栄養改善とともに体力もつき、皮膚炎も快方に向かう場合がほとんどです。

家の中の清潔も大切です。ダニやはこりを少なくするためです。というのも、かなり年齢が上がれば食物よりほこりゃダニがアトピー性皮膚炎の原因である場合が多いからです。

必要な場合は抗アレルギー剤の服用も勧めますが、これも最小限に。タラタラと服用するのはどうかと思います。よく主治医と相談されることをお勧めします。前の医師から2~3年服用するようにいわれていた子どもでも、早めに中LELしても皮膚症状が悪化しないこともあるのです。

ステロイドは使いたくない?

食物制限が盛んになったひとつの理由として「ステロイド剤には大きい剛作用がある」という間題が表面化した時代背景がありました。

いまも「ステロイドを使う医師は信用するな」というような指導をする人もいるようです。主に民間療法を勧める団体などによるもののようで、この説に迷う親もいると聞いています。

しかし、これらの民間療法の大部分には科学的裏付けがないのが特徴です。そして、アトピー性皮膚炎が忠化したときには、ステロイド剤を上手に使うことが医学的な考え方です。医師の指導のもとにステロイド軟膏をきちんと使うことが大事な治療のひとつです。

アトピー性皮膚炎は難病ではない

アトピー性皮膚炎に対して、こうまで親が反応する背景には「アトピー性皮膚炎が難病である」という思い込みがあると思うのです。「皮膚症状があるが、アトピーといわれたくない」という心理が多くの親に働いています。なかなか治らないこと、喘息へ移行するなど「アレルギーマーチ」といって次々にアレルギー性の疾患を背負うという話を耳にしているためなのでしょう。

しかし、アトピーは不治の病でもなければ、難病でもありません。皮膚の清潔、家の清掃、適切なステロイドの使用などを中心に治療していけば、あとは時間が解決していきます。

食事制限のため低身長の人は

ここまでは、現在食事制限を行っている方や、どうしようかと迷っている方に読んでいただきたいものですが、すでに長い間の食事制限の結果、はっきり低身長である場合は悩みますね。

現在すでに大人だったり、思春期が終わったと思われる場合はもう手の打ちようがありませんが、まだ背
が伸びている状態なら、念のために小児内分泌の医師に相談してみてください。

母乳不足と低身長

母乳不足でも母乳だけを?

ミルク至上主義傾向に歯止めをかけようと母乳の見直しが始まったのは、もう30年も前のことです。これは同期的なことだったのですが、日本人の常として、ときに行き過ぎることがあります。

母乳も例外ではなく、一部の母乳マッサージグループの熱心な指導もあって、一時はブームともなりました。そして、「は乳なら不足ぎみでも大丈夫」「母乳不足でもミルクは足してはいけない」などと突っ走った考えも出ました。おっぱいがうまく飲めないのは舌小帯短縮のせいと、その切断を多くの親にすすめたり、母親の食事制限をしたりなどもあり、それが小児科医や歯科医、耳鼻科医の間で問題化されたこともありました。

また、アトピー性皮膚炎のところでも挙げましたが、母乳を与えているお母さん自身の食事制限をも激しく行うなども、ひとつの風潮にさえなりました。

乳児期の栄養不足は問題

乳児初期の栄養は「脳の発達にも影響がある」と考えられています。赤ちゃんの発達がかなり遅れていたことでも、栄養不足で発達の遅れが出ることがはっきりしています。

また、発育が悪く、身長、体重、頭囲などに影響が出ることも明らかです。

母乳なら、不足していても大丈夫という話の理論的根拠は全くありません。

セカンドオピニオンを

母乳にはこだわりたいが、どうもそこまではついていきにくいと考えたとき、疑間に思ったときはもうひとつの意見を聞いてみました。

小児科医なら、お子さんを計測、診察して、医学的な判断をしてくれるはずです。

母乳が人間の赤ちゃんにとって最良の飲み物であることは異論の余地はありませんが、不足している場合はミルクを足すべきです。改良に改良を重ねたよいミルクがある時代なのですから。

すでに影響が出たと思われる場合

母乳のときは終わって、現在は幼児期、学童期だけれど、いま低身長という場合は、まずは小児内分泌の専門医に一度相談してみるとよいでしょう。

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